筋肉の主成分であるクレアチンという物質が肝臓で代謝（合成）されてできる物質をクレアチニンといい、血液中に存在するクレアチニンを「血清クレアチニン」という。
本来クレアチニンは老廃物なので尿により排出されますが、腎機能が低下すると尿中に排出されず血中に蓄積されてしまいます。
食事内容の影響は受けませんので、腎機能の程度を調べるための指標になっています。
もう少し詳しく説明すると。。。
クレアチンリン酸という筋肉中の窒素化合物が酵素によりクレアチンに分解されます。この時に放出されるエネルギーによって筋肉が動く仕組みになってます。
エネルギーが放出された際に分解されたクレアチンがクレアチニンという物質に変化し老廃物となります。